白石踊 岡山の盆踊り
白石踊りは、岡山県笠岡市の白石島に古くから伝わる盆踊り・回向踊りのことです。
この踊りは、島民の生活と深く結びついており、白石島の文化の代表的な要素の一つとなっています。
白石踊りの最大の特徴は、一つの音頭に合わせて多くの種類の踊りを踊ることです。
現在では男踊り、女踊り、娘踊り(月見踊り)、笠踊り、奴踊り、扇踊り、二ツ拍子、大師踊り、阿亀(おかめ)踊り、梵天(ぼんてん)踊り、ブラブラ踊り、鉄砲踊り、真影(まかげ)踊りなど、合計13種類の踊りが伝わっています。
それぞれの踊りは異なる衣装や所作を持ち、一つのリズムの中で調和を生み出す様子は、活気に満ちていて優雅です。
白石踊りは、先祖供養の年中行事として踊られる他に、早魃の年に行われる雨乞いや雨喜びの感謝踊りとしても役割を果たしています。
最近では、観光客のために浜辺で踊ったり、島外で公演する機会も増えています。盆踊りとしては、新暦の8月13日から16日の夜に行われます。
かつては島民にとって大きな娯楽の場であり、若者も老人も一晩中踊り続けたと言われています。
白石踊りの起源には、瀬戸内海で行われた源平水島合戦の戦死者の霊を慰めるために始まったという伝説があります。
白石踊りの音頭は数多く存在し、最盛期には60種類以上の唄があったとも言われていますが、現在は20種類以上の唄が伝承されています。
代表的なものには、「那須与一」「石童丸(いしどうまる)」「丹波与作」「賽の河原」「山田の露」などがあります。
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